『赤紙と徴兵』ほか

日本経済新聞:書評ではないが、新刊おしらせ欄にでていた吉田俊浩著『赤紙と徴兵』が面白そうだったので注文。amazonで見ると、なかなかそそられる装丁で良いですね。赤紙と徴兵: 105歳最後の兵事係の証言から作者: 吉田敏浩出版社/メーカー: 彩流社発売日:…

短時間で驚くほど大量の握り飯ができる!

非常炊出しの握り飯器 ▲炊出しする機会が追ひ追ひ多くなってまゐりますが、この握り器を使へば、熱い御飯で掌に火脹れを作る心配もなく、同じ大きさの握り飯が一分間に十箇は確実に作れます。 ▲作り方=図は竹筒に木の丸棒を挿し込んだものですが、大小の竹…

完全な防空服装と装具

完全な防空服装と装具指導=防空総司令部、防空総本部 ▲防空服装を持たない人もあるまいが、その服装が不完全であつたら、どんな災害を受けるか、自分自身を、また家族の身辺をよくよく見直してください。 頭巾を厚くしないと……弾片や他の落下物で負傷する。…

タモ神閣下の『ほんとうは強い日本』ほか

日本経済新聞: ・3面の半五段広告にタモ神閣下の『ほんとうは強い日本』(PHP刊)の広告に爆笑。 私の知り合いで、来年定年を迎える東京電力の社員がいる。彼はかつて原発の現場で仕事をしていたが、今回の原発対応で再び原発の事故現場にとびこむことにな…

福島の土からつくったレメディーが発売されたッ

「RA Fukushima 1-S-2」30C 7月23日新発売!この春より皆さまにご活用いただいております「RX RA」「サポートAAA」に加え、 このたび「RA Fukushima 1-S-2」(福島で採取した土を希釈振とうして出来たレメディー)を 7月23日(土)に新発売いたします。"備えあ…

ぼくがかんがえた「愛国Tシャツ」

タイあたりで売ってそうなかんじで。

臭いものには糞蠅たかる――『言論ギャング 野依秀市の正体』がすごい

かの『米本土爆撃』で有名な野依秀市を攻撃するブラックな本だが、国立国会図書館のデジタルアーカイブで公開されていたのでついつい読みふけってしまった。1933年に出版されたこの本、目次を見るだけでもエゲツナイ感がすごい。 野依秀市罪惡の全貌 穴水要…

これは欲しい「鬼畜米英」Tシャツ

ひろいものですが。

樋口健二さんのtwitter公式アカウント

フォトジャーナリスト・樋口健二さんのtwitter公式アカウントができたそうです。アカウントは@HiguchiKenjiJPS。講演会情報や新刊情報が載ってて、ネット上でも樋口さんのお仕事がフォローできるようになりました!幻の写真集『原発』の改訂増補版が7月末に…

新旧ナチスの比較

皇国画像庫でもreblogしたんだけど、コレ作ったやつはなかなかよいセンス

『教科書の中の宗教』『「神道」の虚像と実像』『吾輩は天皇なり』

これ、面白いんじゃね? とゆーことで、注文しました。教科書の中の宗教――この奇妙な実態 (岩波新書)作者: 藤原聖子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/06/22メディア: 新書購入: 1人 クリック: 38回この商品を含むブログ (17件) を見るtwitterでフォロ…

愛国者のための貯金器「愛国弾」の出現!

なによりもまず、〈正しい愛国心〉を身につけるためには貯金をしなければならぬ。身銭を切って窮乏に耐えてこそ、真の愛国心は鍛えられるのである。ろくな貯金もせずに国家にご奉公をしない、口先だけの「愛国心」など屁の役にも立たないのだ。「国を守るた…

「自然と日の丸・君が代に愛着がわく」説がウソくさい件について

昨日の朝日新聞に、大阪の小さい知事と野中広務が出ていた。お題は件の「君が代斉唱時に起立しない教員はクビ」条例について。小さい知事は田舎の中学校の生徒会長のように「ルールを守れ」としか言ってなくて、つまらんかった。野中広務の方は、“「起立せな…

原発事故復旧祈願の祝詞を書いた人がいた!

原子力発電所復旧成就祈願掛(か)けまくも畏(かしこ)き産土大神(うぶすなのおほかみ)の御前(みまへ)に 恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)さく 大和島根(やまとしまね)に住(す)まへる青人草(あをひとぐさ)に 禍(わざはひ)及(およ)ぼ…

一升瓶でガス弾に備えよ

『主婦之友』昭和19年12月号「瓦斯空襲と家庭防護」より この図は「代用吸収罐」というもので、ガスマスクがなくても少しの間の呼吸はしのげるように大日本帝国の科学の粋を集めて開発されたもの。 毒ガスを吸収する材料に炭を使用していますが、粉炭や「玄…

福島の計画的避難地域に行ってきました

知人の仕事のお手伝いで、福島県南相馬市〜飯舘村に行ってました。福島の浜通りを訪れたのは生まれて初めてのことです。 震災・津波被害の甚大さもさることながら、山間部にある美しい棚田のことごとくが、田植えもされないまま雑草に埋もれつつある光景に、…

竹矢来【転載】

「詩人会議」という雑誌に掲載されたものだそうです。 作者の京土竜氏のプロフィールは、わかるかぎりですが―― 京都の旧制専門学校を出て「立川飛行機株式会社」に1943年4月入社 陸軍軍用機試作設計技術一課の技術者。 45年4月に鳥取連隊に入隊,満州に渡る…

2011年度日本科学史学会第58回年会

毎年恒例の面白そうな報告がいくつか。 今年は2011年5月28日(土)・29日(日)、会場は東京大学教養学部駒場キャンパス(東京都目黒区駒場3-8-1) 2011年5月28日(土)午前の部 10:00-12:05 10:40 B13 近代日本の植民地政策におけるペスト対策 大山卓昭 10:…

樋口健二さんの講演会に行ってきます

カメラを持った無産者・樋口健二さんの講演会です。 澁谷知美先生(東京経済大学准教授)のブログで、樋口健二さんの講演会が紹介されていましたので、無断ではありますが転載させていただきます。 一般参加もOKらしいので、私もひさびさに樋口さんの真剣…

国旗を大切にね!

その国の独立や主権を目に見える(耳で聞ける?)形で表わしたものが国旗・国歌である。国旗・国歌はその国そのものというのが国際認識だ。また、国旗・国歌にはその国の建国の理想や願い、さらには国民性や宗教などさまざまな意味が込められている。それゆ…

君が代で立たない教員辞めさせる 大阪府の橋下知事

ソースはhttp://www.47news.jp/CN/201105/CN2011051601001084.html bogusnewsさんが不気味な沈黙を守っているから先に書くけれど、従来から私が主張してきた「日の丸・君が代」フェティシズム説が見事に論証された感があります。 こういう特定のリビドー的嗜…

「大阪維新の会」が君が代条例で東京中央政府に早くも屈服

19日開会の5月定例府議会で、府立学校の入学式や卒業式などで君が代を斉唱する際に教職員の起立を義務付ける条例案の制定を目指していることが14日分かった。 http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2011/05/14/20110514ddf041010035000c.html 十分に…

きっと明日から本気出す

『婦人画報』昭和18年4月号仕事に忙殺されて更新を怠っております。コメントくださった皆様、返信が遅れて申し訳ありません。 未曾有の大震災に終末的な原発事故、思ったよりも精神的影響は大きかったですね。 『幼年倶楽部』昭和18年9月号東北地方の古本屋…

ラジオ体操で戦勝祈願

『体育日本』昭和19年8月号 大日本体育会発行 昭和19年、夏。すでにサイパンが陥落し、本土空襲必至の敗色濃い中で、大日本体育会発行の『体育日本』昭和19年8月号では、巻頭に「決戦下国民体育の指導」(吉田清)なる論文を掲載し、この夏の日本国民にふさ…

今だから読みたい原子力関係の2冊

財団法人日本原子力文化振興財団という香ばしい団体がある。 当団体のWEBサイトによると 日本原子力文化振興財団は、原子力の平和利用に関する知識の普及啓発を行い、その必要性についての認識を高め、原子力が明るい文化社会の形成に寄与することを目的…

日本よい国、強い国

なんでこんな中途半端な「希望」をタレントが電波で垂れ流すのか、きわめて理解に苦しむ。 「日本は強い国」つったって、だから何?程度のハナシではないか。〈国が強ければオレらも強い〉的な夜郎自大な精神のありようを、端的に表現した映像作品だと言えよ…

樋口健二さんの書籍を今すぐ再版すべき

知り合いの書店員さんから電話がかかってきた。「原発問題でフェアをやろうと思うんだが、読み物というよりも目で見てわかるようなものないかな?」。 迷わず、樋口健二さんの写真集を推薦した。私、この人のファンなんです。で、この機会に調べてみると、こ…

漂流船物語の活用法

戦時中に福本和夫がペンネームで発表した書物の一つに『漂流船物語の研究』(北光書房、昭和19年)がある。今でも比較的容易に入手できるし、校訂版が『福本和夫著作集 第7巻』(こぶし書房、2008年)に収録されているので、ぜひ一読をおすすめする。石井研…

あえて無題

出所: http://livedoor.2.blogimg.jp/mudainodqnment/imgs/0/5/057d7848.jpg嗚呼、神国日本の面影よ

「国旗損壊罪」は「日の丸」フェチの極致

ついに「日の丸」フェチシズムが刑法にまで進出するのか。すさまじいリビドー政治だな。 もしも法案が成立すれば、国家的暴力装置を背景として一部の人間の物神崇拝が国家宗教にまで高められることになるわけだ。嗚呼、恥ずかしい国・ニッポソ! 「国旗損壊…