twitterのプロモーションツイで流れてくる、ミドルの転職「防衛省」。複数の画像パターンがあり、一度リンクを踏むと何度でも出てくる。新作が出てくるたびに貼り付けていきます。 2022年11月11日採取分 2022年11月10日採取分 2022年10月26日採取分 ****…
7月8日の安倍晋三元首相銃撃事件の前に執筆したものの、事件を受けて特集用の特別紙面が組まれたため掲載をとりさげた原稿ですが、もったいないので、その冒頭部分をここに掲載します。 右派論壇誌2誌の巻頭を同時に飾った 安倍晋三・櫻井よしこ「対談」企…
WEZZYに下記の記事を寄稿しました。 「選択的夫婦別姓」を阻むネオリベ政策 自民党は「家族」になにを押し付けようとしているのか wezz-y.com 上記記事では参照すべき資料類については最低限のものしか挙げられていないので、追記として少し補足します。 (…
歴史修正主義な御仁がよくふりまわす言葉に「現在の価値観で過去を断罪するな」というものがある。たとえば、日中戦争当時の帝国臣民が南京陥落を受けて提灯行列に繰り出してバンザイバンザイとはしゃぎまわったことも、「戦後の平和主義から見ると異様だろ…
戦死者の公葬は断固として神道式でやるべきである、仏教式などけしからん!――と青筋立てて絶叫した人びとがいた。これがいわゆる「忠霊公葬」論である。昭和九年に行われたの日本海海戦の名将・東郷平八郎の国葬をきっかけしてくすぶり始め、「大東亜戦争」…
〈2020年9月11日追加〉 読売新聞記事より:https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190501-OYT1T50227/ 「晋ちゃんまんじゅう」パッケージがこまめに改定されているので、拾った画像をクリップしておきます。
2022年2月22日追記:海外ものを見つけたので追加 見つけたら貼っていきます。
故・清水馨八郎はその著『大東亜戦争の正体』(祥伝社、2006年)で、ミラン・クンデラの『笑いと忘却の書』から次の一節を引用している。 「一国の人々を抹殺するための最後の段階は、その記憶を失わせることである。さらにその歴史を消し去った上で、まった…
『新潮45』のわずかな余命を断ち切ってしまった杉田水脈擁護特集、ここに執筆したメンバーの一人、藤岡信勝氏が、産経系WEBメディアのiRONNAに、「藤岡信勝手記「言論圧力に屈した新潮社よ、恥を知れ」」という涙なしでは読めない文章を寄せていた。 ironna.…
「しんぶん赤旗」(2018年9月16日)読書面に、右派系三誌がいっせいに特集した「安倍三選」待望記事について寄稿しました。
中野文庫 - 標準時ニ関スル件 より 標準時ニ関スル件(明治28年勅令第167号) 第一条 帝国従来ノ標準時ハ自今之ヲ中央標準時ト称ス 第二条 東経百二十度ノ子午線ノ時ヲ以テ台湾及澎湖列島並ニ八重山及宮古列島ノ標準時ト定メ之ヲ西部標準時ト称ス 第三条 本令…
……「愛国心」「皇軍」「大東亜共栄圏」「八紘一宇」に抵抗を感じたらGHQの洗脳の影響下にあることになるらしい。けれども、このツイートにはそれぞれ数百人単位のリツイートと「いいね」がつけられ、この発言に疑問を呈した人には信者が「WGIPがわかっていな…
www.iwanami.co.jp 『世界』2018年10月号に、「「私たち日本人」はトキが自由に飛び回る日の夢を見るか」を寄稿しました。日本教科書の中学生むけ「道徳」教科書3学年分をネチネチ読んでのレポートです。 一読して何よりも驚くのは、「道徳」の教科書に安倍…
websekai.iwanami.co.jp 「新しい歴史教科書をつくる会」が設立記者会見を行った1996年12月から22年が経とうとしている。2018年現在の大学生のほとんどは、生まれたときから「自虐史観」非難の中で育ったことになる。 この20年で歴史修正主義的言説が言論の…
【以下引用】 10/4(木) 19:00~平和の棚の会10周年企画 斎藤美奈子さん×早川タダノリさんトークイベント「積極的平和と出版メディア~平和のために出版はなにができるのか~」 今年結成から10年を迎えた『平和の棚の会』が選書の基準にしている「積極的平…
原稿を書くために藤原正彦『日本人の誇り』(PHP新書、2011年)を読んでいて、こんな一節に出くわした。 著者がお茶の水女子大学で教鞭をとっていた時、一年生対象の読書ゼミをうけもったという。そこで「日本はどういう国と思いますか」という質問したとこ…
■炎上した三浦氏のコメント 2017年8月12日、東京新聞で特集記事「気分はもう戦前? 今の日本の空気」が掲載された。この記事は「今の社会に、戦前のかおりがしないか」という問いかけで構成されたもので、ここに国際政治学者・三浦瑠麗氏が登場していた。「…
有名な「産めよ殖やせよ」は、近衛内閣の閣議決定で策定された「人口政策確立要綱」(昭和16年)以降のスローガンだが、それ以前から、子どもをつくって御国の為に捧げるのが母の使命であるかに謳う思潮は広がっていた。 この時期の子沢山家庭への表彰行事や…
PARC自由学校の連続講座のコーディネターをやっています。 現在、参加者募集中ですが、締め切り間近です。 講師陣が充実しているので、ぜひこの機会にどうぞ! ■━━━━━━━━━━━━■まぼろしの「日本的家族」■━━━━━━━━━━━━■ どうも最近、政治家が勝手な「家族」モ…
経産省の公式「日本スゴイ」パンフ=『世界が驚くニッポン!』については、毎日新聞2017年3月29日付東京夕刊「「クールジャパン」キャンペーンの旗振り役 「クール」じゃない!?経産省 自画自賛に内外から「?」」にもコメントを寄せました。 「ついに出た…
特集は「右傾化する女たち」ですが、日本の「右傾化」全般を取り上げた内容になっています。 「やめられない「嘘」 とまらない「愛国」――ディストピア・ニッポンの四つの現場から」の記事に、経産省の公式「日本スゴイ」パンフと、国策に寄り添うアーティス…
月刊『法と民主主義』2017年2-3月号の特集は「象徴天皇制をめぐる今日の議論」。こちらに「戦後天皇制と捏造「教育勅語」――森友学園事件と「愛国者」たちの欺瞞」を寄稿しました。稲田朋美の「教育勅語」評価にでてきた「道義国家」概念の源流をたどり、奇怪…
週刊プレイボーイ2017年4月3日号の特集「日本の教育が狂い始めた」に教育勅語と稲田発言についてコメントを寄せました。ネットではこちらから読むことができます。 稲田朋美の「教育勅語」評価にでてきた「道義国家」概念は「教育勅語」の中にはなく、国民道…
かなり濃厚な執筆陣による「日本の右傾化」検証の書です。 わたくしは「「日本スゴイ」という国民の物語」を寄稿しました。 おすすめの一冊です。ぜひ御覧下さい。「ブックガイド」に私が編集した本が3冊入っていてちょっとびっくりw かつて戸坂潤は『日本…
多忙のため年賀状を今年は出せなくなってしまいましたので、お世話になった皆様へのご挨拶もかねてまとめてみました。*コメント、インタビュー類は省略しました 能川元一+早川タダノリ『憎悪の広告』(合同出版、2015年) さまざまなメディアで流され、私…
パワハラで話題のKKベストセラーズ、かつての草思社と同じく、「愛国」本や「ヘイト」本に手を染めるのは出版社としてダメになってきたからではないか仮説を検証するために、この20年で出したアレな「日本」本をリストアップしてみました。国会図書館のデ…
進藤久美子氏の『市川房枝と「大東亜戦争」』(法政大学出版局、2014年)を落掌。高かったががんばって購入。 その「序章」で進藤氏は「前向きの歴史解釈に向けて」として次のように書いている。 まず上野千鶴子氏の『ナショナリズムとジェンダー』における…
ヒゲ隊長の第23回参院選での支援団体はこちら。 隊友・郷友関連、さらに軍恩連盟・遺族政治連盟などに支えられているわけですね。「日本会議新潟県新潟支部」なんてのもある。 *元資料にあった誤植は訂正した。 佐藤正久後援会(絆の会) 宇都隆史後援会 佐藤…
産経新聞2015年7月29日付 臣民からの「戦後70年談話」へのご提案だが、ここで言われている「世界秩序の構築に貢献する日本の決意」って何だ? をはじめ、「懸案の解決の糸口を見いだすことができるような未来志向の格調高いもの」などという不可解なフレーズ…
縮刷版がないため過去記事を探すのが大変であることに業を煮やして、ついに産経新聞を購読することにした。薄めの地方紙風紙面で最も面白いのは「広告」という、ビラなのか資源ごみなのかよくわからない新聞だが、やはり熱心な産経読者が一生懸命に文字を書…