「青年」昭和18年１月号表紙より昨日の「家の光」表紙といい、日の丸美人構図のオリジナリティのなさを見よ！髪型が少々違うのは画家の好みか？

「家の光」昭和15年２月号表紙当時はこうした「日の丸と美女」の画題が好んで描かれていたようだ。この表紙絵のタイトルは「建国祭の朝」。嗚呼、紀元は二六〇〇年、である。ちょい年増美人が日の丸を門前に出そうとしているところ……のようだが、紀元二六〇…

手に抱えているのは防空ずきんです。昭和19年のデザインですが、シルエットは機能的で、ロシア・アヴァンギャルドのプロゾジェージダを彷彿とさせる美ですね。モデルの女の子のおかっぱも、かなり幾何学的ですごい。こっちはリシツキーか？（んなわけない）…

教育基本法が改悪されたことを記念して。戦争には前線銃後の区別なし 心得ませうどこも戦場です。すべての生活も戦争です。「日本婦人」昭和19年４月号より。『臣民の道』にも明らかにされている、この「生活＝戦争」の論理に、花森安治的生活主義は対抗でき…

神国日本の友邦、ナチス独逸の最終決戦兵器・Ｖ３号は、なんと冷凍爆弾であったという新たな事実が判明した。友邦ドイツのＶ三號 ドイツの新兵器Ｖ三號は一体どんなものであらうか。その正体については交戦国をはじめ、世界のあらゆる国において、どんなもの…