2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧
id:D_Amonさんのブログで知ったのだが、「歴史修正主義」の定義をめぐって論争が起こっているようだ。政治学的定義は苦手な領域なのでなかなか参戦できないのだけれども、(今は亡き)「新しい歴史教科書をつくる会」が掲げた「国民の正史」「国民の物語」に…
季刊『中帰連』43号(2008年冬号)に、「嗚呼! 神がかり戦争」を書きました。 靖国神社の「冦敵撃攘必勝祈願祭」(昭和20年5月)などのネタであります。なかなか好評を頂いているようで、連載はまだまだ続きます。 全然関係ないですが、「関口のドイツ語」…
中国侵略と共に、当然にも末端の兵隊さんも中国語を学ぶ必要があったようで、ポケット版「支那語会話」のような小冊子が多数出版されていた。昭和13年に浩文社というところから出版された1冊を入手したので、「戦争・軍事用語」の章から、いくつか紹介して…
最新号の『世界』(4月号、岩波書店)に、井形正寿さんの「反戦投書」という記事が載っています。 井形さんは戦時中、大阪府警の特高だった人で、ほうぼうから集められた庶民の「反戦投書」を、敗戦直後に処分する過程で、ひそかに持ち帰り保管していたそう…