「大阪維新の会」が君が代条例で東京中央政府に早くも屈服

19日開会の5月定例府議会で、府立学校の入学式や卒業式などで君が代を斉唱する際に教職員の起立を義務付ける条例案の制定を目指していることが14日分かった。
http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2011/05/14/20110514ddf041010035000c.html

十分に予想されていたことではあったが、こういうところから手をつけるあたり、連中の「お里が知れる」というものだ。
大阪維新の会」のWEBサイトには、「基本的立場と理念」と称して

ローカルパーティー「大阪維新の会」は、国の政党とは一線を画し、国の政党の枠組みにとらわれない政治団体である。設立目的は、「広域自治体が大都市圏域の成長を支え、基礎自治体がその果実を住民のために配分する」新たな地域経営モデルを実現することである。

云々謳っているものの、〈大阪的教育理念〉などまったく脳みその中に無いようだ。
なんのことはない、「国家意識の涵養」なる中央政府の文教政策のお先棒をよろこんで担いでいるわけだ。しかもこの条例案は、“大阪維新権力”の意に従わぬ教育労働者のパージこそを目的としているのだから、なおさらひどい話なのである。