2008-01-01から1年間の記事一覧

NHKは北島金メダル表彰式を放送しろ!と罵声

日本季節文化研究会 東京事務局のブログが、北京オリムピックでかなり焦げ付いております。 日本の国営放送NHKは売国精神むき出し我々の同志の方も同様の怒りをぶつけている! その怒りのメールを拝借して書かせて頂く。 先ほどの(昨日のこと)NHKのニュー…

のぼりの人たちがいた

靖国神社の栗林白岳翁@8月15日

この暑さの中でも、今日も栗林翁は例年のごとく乃木将軍のコスプレで、一団を率いて靖国神社に登場。 この翁が館長をつとめている「那須戦争博物館」のWEBサイトが、コレ系としてはめずらしくソツなくまとまっていて、大変普通に見える。たぶん業者に依頼…

 遺族専用列車

拙宅の大家のおばあさんが、戦死した兄が合祀されるというので、娘時代に四国の田舎から母親と二人で靖国神社春期臨時大祭に参加した。昭和18年4月のことである。 今春の映画『靖国』に対する上映妨害に憤慨したばあさんが、靖国神社やお役所からもらった資…

赤塚不二夫先生の『日本国憲法なのだ』

写真はこちらから転載。草土文化社刊 1983年高校のとき、日本語学級の学級文庫にこれあったよ! この本に結構な影響を受けたことを思い出した。漫画の読み方もこの本で知った。以下、中日新聞の追悼記事より。 実は赤塚さんには珍しく硬派の漫画がある。子ど…

舌なめずりする将校

『アサヒグラフ増刊 われらが百年』朝日新聞社、1968年9月25日より 濱江省で行われた満洲族青年の徴兵検査(1941年) この将校の表情がすごい。満洲での徴兵検査というと満洲国軍か? 背後の将校は日系軍官と思われるが、詳細不明。

こんな靖国神社はイヤだ

『同盟グラフ』昭和18年6月7日号より いよいよ靖国神社公式見学の時期がやって参りました。 参拝する人数も一時よりは減ってきたらしく、「20万人参拝オフ」などの企画も最近では聞きませんねえ。 靖国はほどほどにヘンな人がいるからおもしろいので、上の…

戦時下少国民のハダカ運動 続報

体育時間の走行訓練(東京の小学生) 昭和15年頃 菊池俊吉撮影 (『日本写真史1840-1945』より) 先日来、気になってしかたがない「ハダカで大根を持つ少女」の詳細が、その後の調査ですこしづつわかってきた。 『日本写真史1840-1945』(日本写真家協会編 …

『主婦之友』的特攻生活

いよいよ空襲も始まり、配給物資も逼迫してきた昭和19年頃を境にして、雑誌「主婦之友」は、さまざまな決戦的銃後生活スタイルをしつこくご提案し続けた。特集タイトルをならべるだけで「大東亜戦争」の戦況がうかがえるほどの時局密着ぶりだ。 必勝の防空生…

 千の風

駅のホームで、中学生男子二人が「てめえ、千の風にしてやるぞゴラ」と言いながらもみ合っていました。

『万葉集の発明』『近代日本と国語ナショナリズム』

万葉集の発明―国民国家と文化装置としての古典作者: 品田悦一出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2001/02メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (6件) を見る近代日本と国語ナショナリズム作者: 長志珠絵出版社/メーカー: 吉川弘文館発…

少国民乾布摩擦を、政府広報誌『写真週報』で見る

『写真週報』昭和16年8月6日号より 東京府立氷川国民学校(戦後は港区立氷川小学校、現在は統廃合されて赤坂小学校)では、夏休み中も毎朝9時に全員登校、やおらハダカになって乾布摩擦をやってたそうです。全然、「夏休み」じゃないじゃん……。あまりにも…

大東亜皇道楽園の出現!

『大東亜皇化の理念』桑原玉市著 国防科学研究叢書、富士書店、昭和17年2月 「大東亜圏諸民族は天孫民族による皇化の実現した時始めて、人類としての生存の光栄と幸福と繁栄とを獲得する事が出来るのである。これ即ち大東亜皇道楽園の出現である。この大東…

『着物文様としての戦争イメージ』データベース

『着物文様としての戦争イメージ』 『着物柄に見る戦争』の乾淑子先生がつくったデータベース。

あの写真は アサヒグラフ増刊「われらの100年」で見たんだ!

大根を持つ少女。構図は同じなので、もしかしてこの子が???? 『写真週報』昭和13年5月11日号 昨日の大根&少女の写真、どこかで一回見たはずなのに、どうしても思い出せなくて脳味噌がかゆくなりそうでしたが、ようやく思い出した〜。 出典はアサヒグラ…

出せ一億の底力

ヤフオクに出ていたと気付いたときには、すでに終了でありました。 裸&大根の有名な写真で、ずーっと撮影者&初出を調べていたのですが、コレだったのでしょうか。

「ソ連宇宙オタが非オタの彼女にソ連宇宙世界を紹介するための10機」が神すぎる

ソ連宇宙オタが非オタの彼女にソ連宇宙世界を紹介するための10機 「彼女の設定」www 彼女の設定は 宇宙開発知識はいわゆる「アポロ13」的な映画を除けば、NHKドキュメンタリー程度は見ている ツォルコフスキー度は低いが、頭はけっこうケロシン 頭はけっ…

国会前で自殺未遂=63歳右翼団体幹部−東京

国会前で自殺未遂=63歳右翼団体幹部 20日午後10時半ごろ、東京都千代田区の国会議事堂正門前の路上で、右翼団体幹部の男(63)が腹から血を流しているのを警戒中の警察官が見つけた。警視庁麹町署は腹を刺して自殺を図ったとみており、銃刀法違反の…

皇国の初等音楽教育

(国民学校)初等科音楽 四 教師用、文部省、昭和17年 国民学校の音楽の教科書(第五期国定教科書)は復刻もされているし、下手すりゃ靖国神社の土産物屋で買えるかもしれないくらい(未確認だけど)文部省唱歌好きな方々が買っているはずだが、国定教科書復…

あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)

あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)作者: テッド・チャン,公手成幸,浅倉久志,古沢嘉通,嶋田洋一出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2003/09/30メディア: 文庫購入: 40人 クリック: 509回この商品を含むブログ (401件) を見るhugoさんの紹介を読んで購入。hu…

戦ふ国の勤労戦線

荒尾達雄著 内外書房 昭和19年6月 GHQ焚書図書目録にも載っていた1冊。 なお、序文は「厚生大臣・小泉親彦」が書いている。

日本主義と東京大学

日本主義と東京大学某大学の某教授に熱烈に勧められて。また柏書房……。

Fuck☆みたままつり

「写真週報」昭和17年5月6日号より 靖国神社昭和17年春季臨時大祭での一こま仕事でかけずり回っていた夕暮れの飯田橋周辺は、ものすごい量のアベックのみなさんがカランコロンと靖国に向かっており、恋人つなぎなんかしちゃったりして、もうリビドーが全身…

音楽を動員せよ――統制と娯楽の十五年戦争

音楽を動員せよ―統制と娯楽の十五年戦争 (越境する近代 5)作者: 戸ノ下達也出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2008/02/07メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る 待望していたテーマの本。すでにいろいろなところで話題の本ですが、…

国策映画

日本放送出版協会発行の楽譜「英霊賛歌」(昭和15年1月15日発行)について調べていたら、とても興味深いサイトを発見。国策映画ってどんなもん?日本映画新社のDVD「戦時下のスクリーン」に収められた16本を実際に見ての評価が書き込まれています。やや事実…

ものすごくつまんねぇ大紀元流アネクドート

時々秋葉原で、法輪功っぽいおばさんが撒いているのをみたことがあるが、日本語版サイトがあったとは知らなかった。 で、ここに「エンターテイメント」と銘打たれたコーナーがあるのだが、かなり悶絶ものであります。とくに大紀元おすすめの「神韻芸術祭」と…

老若男女ラジオ体操

「写真週報」24号 昭和13年7月27日 真ん中のおじいさんの白ヒゲに感服。かわったかたちのズボンにみえるが、浴衣のうえをぬいで、シャツになっているだけと思われ。その左の息子?婿?がラジオ体操的には正しい姿勢だが、じいさんは、虚空に向けて「打つぞ…

戦争と安全――日本式報国安全運動の暗黒

「季刊中帰連」に原稿を書きました。そのさわりを紹介します。 『戦時安全訓』 武田晴爾著 産業経済新聞社刊 昭和18年9月 昭和一八(一九四三)年八月、「戦時生産の増強」のかけ声の下に国民徴用令並びに総動員法が改正され、軍需産業を中心とした労働力の…

GHQの「焚書」図書

本屋の店頭で、西尾幹二著『GHQ焚書図書開封』を立ち読み。チャンネル桜でやってたやつが本になったのか。これはおもしろそうだと思って、パラパラ眺めていたが、扉というか口絵に掲載されている書影は、ほとんど持っている本ばかりだし、ネタになるほど…

健康な皇国

神国・日本の老若男女公然ハダカ乾布摩擦運動&トンデモ体操(ex.筧克彦「日本体操」など)で原稿を頼まれ四苦八苦中。 参考文献は、藤野豊先生の本なのだが、これが激しく興味深い本でおもしろくてたまらず、まったく原稿執筆に手が着かないっす。強制され…