『万葉集の発明』『近代日本と国語ナショナリズム』

万葉集の発明―国民国家と文化装置としての古典

万葉集の発明―国民国家と文化装置としての古典

近代日本と国語ナショナリズム

近代日本と国語ナショナリズム

海を渡った日本語―植民地の「国語」の時間

海を渡った日本語―植民地の「国語」の時間

この3冊と『興亜教育』誌に出てくる南洋での国語教育実践報告をあわせて、「南方での国語教育と“万葉の心”」というテーマで原稿を書くために、1週間で読まねばなりませぬ。いずれも面白いのですが、私は「日本語」系は苦手なので、長先生のは歯が立たないかもです。一介のAdobe奴隷にはハードル高杉。

長志珠絵先生は、もう7、8年くらい前に朝日新聞文化欄で、坂本多加雄の「国民の物語」批判を寄稿なさっていたのを読んだのが最初。あの寄稿はとても面白かった。雑誌にいた時代に、いつかは原稿をお願いしようと思っていたが、果たせないまま今日まできてしまいました。