皇国トンデモ画像

 飛行機で捕虜捕獲はいかがでせう

『家の光』昭和12年11月号より なんというか「飛行機をナメとんのか」画像であります。投網をどうやって閉じるのか、どうして人間が網にかかるのか。技術的には大きな問題があると思います。お約束ですが。このマンガのネタは読者の投稿によるものだそうです…

 戦車とたたかふ

『家の光』昭和12年12月号 なんというか、「戦車をナメとんのか」画像ですね。 昭和12年12月といえば、すでに南京は陥落しているし、かなり勝った勝った感が強かった頃なのかも知れないが、こんなに相手をナメてかかって大丈夫なのかと心配になるほどである…

舌なめずりする将校

『アサヒグラフ増刊 われらが百年』朝日新聞社、1968年9月25日より 濱江省で行われた満洲族青年の徴兵検査(1941年) この将校の表情がすごい。満洲での徴兵検査というと満洲国軍か? 背後の将校は日系軍官と思われるが、詳細不明。

こんな靖国神社はイヤだ

『同盟グラフ』昭和18年6月7日号より いよいよ靖国神社公式見学の時期がやって参りました。 参拝する人数も一時よりは減ってきたらしく、「20万人参拝オフ」などの企画も最近では聞きませんねえ。 靖国はほどほどにヘンな人がいるからおもしろいので、上の…

 興亜の大巨人 その2

時局大写真帖 『講談倶楽部』昭和15年新年号附録こいつも、西を向く大巨人。

 興亜の大巨人

『興亜の力』表紙 「家の光」昭和14年11月臨時増刊号、産業組合中央会顔が、滝田栄……。しかも地球に立っている……。

日本刀の切れ味

講談社の絵本『支那事変美談』大日本雄弁会講談社 昭和12年 日本刀のきれあぢ八月二十七日のよる わが軍が 羅店鎮のてき陣地をこうげきしたとき 恒岡部隊長は 日本刀をふるってむらがるてき兵の中へおどりこみ たちまち 三十人あまりのてきを きりたおしまし…

 幼児に軍服を着せるバカ親

『写真週報』24号 昭和13年7月27日 千葉県流山町に「軍人稚児隊」が誕生しました。六、七歳の少年勇士十一名から成る部隊で、支那事変一周年には、松戸神社に参拝、戦没者英霊追悼に出征将兵の武運長久を祈願しました。 近所のハナタレを集めて軍服を着せて…

 心の中の米英思想を撃滅せよ

『主婦之友』昭和18年1月号 「勝ち抜く生活の建設――日本婦人の魂に訴ふ」よりまだ表面上は「勝ち戦」を盛んに宣伝していた時期の、思想戦イラスト。すぐに「心の中の敵」を問題にするのも神国日本のお家芸。日本にきた当初、スポ根アニメや大相撲解説者が「…

 宮崎神宮とセーラー服

「神武天皇を祀る官幣大社、宮崎神宮に参拝する女学生達」 少女倶楽部の付録絵はがきより。年代不詳。別にトンデモというワケではないのだが、よくもこれだけセーラー服を集めてきたものだなと……。中村宏? 絵画者―1957‐2002作者: 中村宏出版社/メーカー: 美…

一家総動員

自由主義史観研究会 WEB管理ご担当者様拝啓 陽春の候、貴会いよいよご隆盛のこととお慶び申し上げます。平素はひとかたならぬ御愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、貴サイトの画像についてご提案があり、お便りを差し上げます。先日、dempaxさんの…

 戦線と銃後の花束

「主婦之友」昭和12年12月号より田中比佐良画伯の力作なのだが……はっきり言ってキモチワルイ。特に右側の女の子の扁平な頭頂部と右腕の曲がり具合が……。 どうしてこれが雑誌的にボツにならなかったのか不思議である以上に、こんなキモイ画で「主婦之友」は何…