音楽を動員せよ――統制と娯楽の十五年戦争

音楽を動員せよ―統制と娯楽の十五年戦争 (越境する近代 5)

音楽を動員せよ―統制と娯楽の十五年戦争 (越境する近代 5)


待望していたテーマの本。すでにいろいろなところで話題の本ですが、このシリーズはなかなか読むのが大変なので書店店頭でみっちり立ち読みしてから購入。これは昨年の『図説着物柄にみる戦争』(インパクト出版会)以来の大当たり。サブタイトルの「統制と娯楽」の視点に大変好感が持てます。統制だけではやっぱりダメで、プロパガンダには娯楽の要素がないと浸透しないわなあ。