2009-01-01から1年間の記事一覧

五輪

詳細不明の年賀状。幻の東京五輪の頃か?

偏執狂的な、あまりにも編集狂的なアルバニアインターナショナル

こっ、こんな本が出ていたとは! 心底たまげました。 アルバニアインターナショナル―鎖国・無神論・ネズミ講だけじゃなかった国を知るための45カ国 (共産趣味インターナショナル VOL 1)作者: 井浦伊知郎出版社/メーカー: 社会評論社発売日: 2009/08メディア:…

山中恒先生の新刊にあれっ?

山中先生の新刊『戦争ができなかった日本――総力戦体制の内側』(角川oneテーマ21)読了。……一言で言って、歴史の本。山中先生独特の「読み物」としてのおもしろさがない。あれれ、どうしちゃったんだろう? 編集者が悪いのか??? それから、当時の印刷物など…

はじめてのラノベの仕事

ラノベの単行本の編集の依頼がきた。あの……ラノベってやったことないんですけど。 表紙イラストに『サムライガン』の熊谷カズヒロ先生を強く推薦。この企画、通るか??

酒井、覚醒――シオンの鐘

粉P報道を見ていると、どうももう一人の酒井のことが脳裏にチラついてしかたがないw酒井勝軍が、まだ怪電波にやられる前、英語の先生をやっていたころの著作『うれしき鐘歌』(明36年11月)に、酒井自作の歌詞による「シオンの鐘」なるソングが載っていた…

「産経新聞が初めて下野なう」

かわいそうなほど涙目……。 産経新聞:ネットの社会部公式ページで民主党批判 産経新聞社社会部が衆院選に合わせて短文を発信・表示するネット上のサービス「Twitter(ツイッター)」に開設した公式ページで、記者の書いた文章が批判を浴び謝罪文を掲…

■ネトウヨ大憤死の巻に笑った

増田のエントリ「■ネトウヨ大憤死の巻」、これは近年まれにみるイタイ青春絵巻ですな。 父ちゃんを殴り、爺ちゃんに死ねって言っちゃった彼に足りないのは、「爾臣民父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ」という教育勅語の精神であろう。

 しんご、しんごぉぉぉ〜

奉祝:西村眞悟(無所属・元民主)落選

 真昼の暗黒 アーサー・ケストラー

岩波文庫で今年8月に新訳が出ていた。タイトルはかなり有名な本なれど、これまで読む機会がなかった。半日でむさぼるように読了。 革命の英雄であった主人公は、ある日突然逮捕され、尋問され、やがて「人民の敵」として罪を自白し処刑される――その過程をえ…

制服愛はとどまるところを知らず

『青年』昭和14年3月号青年団の制服があるのは知っていたが、在郷軍人用の軍服があって、しかも通信販売で売られていたとは知らなかった。しかもいずれも、当時としては結構なお値段であります。 こうした制服類は、軍装方面では恐ろしく多数のオーソリチー…

「国立追悼施設」と靖国システムの何が違うの?

国立追悼施設が現実味、民主政権獲得なら鳩山氏は15日、新潟県長岡市内での記者会見で、「天皇陛下が靖国神社に長い間、行っていないという現実がある。陛下にも安らかにお参りしていただける施設が必要ではないか。党としても取り組んでいく」と述べ、施…

靖国神社WEBアルバム

「09`8.15靖国神社スケッチ」撫順の奇蹟を受け継ぐ会のMLで紹介されていたものです。この絵馬がスゴイ。

靖国神社で鼓笛隊

本日は靖国神社公式参拝を見送りました。

国際秘密力とフリーメーソンリー展

朝日新聞昭和18年1月16日付4面広告よりお正月から銀座松屋でフリーメーソン展……。主催は毎日新聞社、後援は情報局とある。展示内容が激しく気になる。 米英を操る思想の正体を抉出し国際謀略の思想戦に備へんとす 周知の通り、最近タモ神系の人びとの間で流…

在特会ら「親子で平和を考える催し」に押しかけ妨害

「日刊ベリタ」で知りました。在特会ら「親子で平和を考える催し」に押しかけ妨害連中の公式サイトでは―― 反日極左が三鷹市の子供を対象にして「セックス」「売春」「強姦」を教え込もうとする性虐待の展示会が行われるという情報が届いたのは6月のことでし…

バングラデシュに旅立つ

いつもの印刷屋さんに刷りだしの立ち会いに行ってきた。 しばらくすると、色の黒い背広とポロシャツ半々の紳士達が5〜6人ワラワラと寄ってきて、のぞきこんでる。 で、わからん言葉で刷りだしを指さして、デカイ声でしゃべっているので、何なんすか?と聞…

楽しい日曜日は靖国参拝

反米嫌日戦線「狼」(反共有理)さんで教えてもらった鳥肌実ネタ。 楽しい日曜日/鳥肌実 あーこれは昔の遊就館ですね。なつかしー。 Youtubeのコメ欄で、みなさん「これはまずいだろ」って書いてますが、遊就館って、見ている人の頭の中は意外とこんなもん…

ファシスト少女フランチェスカちゃん

どうして戦時中の在日イタリア大使館付武官などを調べているかというと、このベルトーニ中佐の娘がなかなかに可憐であるからであった。 写真週報第151号 昭和16年1月15日この「写真週報」の表紙を飾ったのは、手前から ベルトーニ伊太利大使館附陸軍武官の愛…

作画崩壊系靖国神社サイト

大東亜戦争中のイタリア大使館付駐在武官グイド・ベルトーニ陸軍中佐について調べていて、偶然このサイトを発見。 誰が作っているのか知らないが、靖国神社云々以前に、まずこのイラストが国辱モノ。わが大日本マンガ帝国の威光にドロを塗るようなマネはやめ…

決戦下の競馬事業

萩野寛雄(東北福祉大学准教授)先生の博士論文。 「日本型収益事業」の形成過程 :日本競馬事業史を通じて これがめちゃくちゃ面白い。単行本にしてもいいくらい。CiNiiはハマる。 こんなトンデモ論文とか>> 皇國宗教の原理 : 日本教教政策論序説 こんなマニ…

日本法理学について

数年前から古書店で「日本法理」という怖そうな雑誌には手を出さずにいたのだが、まずは入門編として、こんな論文をCiNiiで見つけたよー。田中 修實 揺籃期の「井ケ田法史学」 : 「日本固有法」「日本法理」の時代との問題史的対比から前半は井ケ田先生の話…

「公僕」思想の起源

いやー、勉強になった。『日本国家科学大系』第五巻「法律学(一)」所収の牧健二著「日本固有法論」を読みましたですよ。「公僕」の意味がやっとわかった。「公共の僕・国民の僕」と理解するのは全くの間違い。歪んだ戦後教育の賜物w。 簡単にまとめると、…

「警官や消防や自衛隊がスト打っていいわけないだろ!」

ブクマコメントでこんなのがあった。これは特筆すべき。 Yagokoro 馬鹿か!警官や消防や自衛隊がスト打っていいわけないだろ!大体、公僕じゃないなら、普通に民営化でいいじゃん! とりあえず、興味深いコメントをありがとうございます。 前提的に、スト権…

いまだに「公僕」とか言ってる人がいる

昨日の埼玉県知事の糞の巨塊的発言について、 国旗の前で国家を歌う事も含めて、公僕である「公立教員」の業務なわけで。 その仕事を選んだのに、思想を理由にできないというなら、他の仕事を選ぶ他ない。 とか言っている人がいるの。「公僕」観念が21世紀の…

『近代日本の国民動員』&『興農満洲』

週刊読書人の広告で目に付いたものを。近代日本の国民動員―「隣保相扶」と地域統合作者: 郡司淳出版社/メーカー: 刀水書房発売日: 2009/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 近代日本の戦時国民動員制作の内実を実証的に押さえた最初の研究…

埼玉県知事上田清司の脳は大便でできている

「日本の国旗や国歌が嫌いだという教員は、辞めるしかないのではないか」埼玉県の上田清司知事は1日、入学式など式典の国歌斉唱の際に起立しない教員について、「日本の国旗や国歌が嫌いだという教員は、辞めるしかないのではないか」と述べた。6月定例県…

半裸少年折檻図――かと思った

『少年倶楽部』昭和17年4月号 梁川剛一画 ぼくらの先生は帰還勇士だ。昨年の夏、 『君たちは、やがて兵隊さんになるのだ。今からお役にたつやう十分体をきたへておかなければならない。』 といつて、はだか体操をはじめられた。 それ以来、皮膚が丈夫になつ…

日本科学古典全書

戦前に、科学史家の三枝博音が編・解説した『日本科学古典全書』(朝日新聞社刊)を全巻入手。 なかでも、第6巻「農業・製造業・漁業」所収の「農具便利論」とか、第7巻「海上交通」所収の「和漢船用集」とか、イラスト豊富で、いくら眺めても飽きないです…

蜀山人全集に夢中

近代デジタルライブラリーに蜀山人全集が収められていたのを発見。 昔の日本語の勉強もかねて、夢中で読んでいます。「自分は天才ですよ、悪いけど」な雰囲気がひしひしと伝わってくる文章で、これがなかなか面白い。「改元紀行」とか、旅日記なのに、どうし…

皇紀2597年の海の女王

『婦人画報』昭和12年7月号広告 盧溝橋事件が起こったのと同じ月に、こんな広告が出ていた。 非常時でも、戦争やってても、夏が来れば人は海に行く。海に行くなら、モードな水着で魅せたいわあというのが人情か。 戦時下でも国民は結構享楽的だった、娯楽が…