酒井、覚醒――シオンの鐘

粉P報道を見ていると、どうももう一人の酒井のことが脳裏にチラついてしかたがないw

酒井勝軍が、まだ怪電波にやられる前、英語の先生をやっていたころの著作『うれしき鐘歌』(明36年11月)に、酒井自作の歌詞による「シオンの鐘」なるソングが載っていた。


シオンの山超えて み空の奥に
かかれる雲間より 鐘の音聞ゆ
  アア美はしき シオンの鐘の音
  朝日にひびけば山桜 夕日にひびけば谷の百合

ヒノムの谷深く かすみのそこに
流るる小川より 鐘の音聞ゆ
  アア美はしき シオンの鐘の音
  朝日にひびけば山桜 夕日にひびけば谷の百合

鶯声きよく 鈴虫ゆかし
さはあれシオンの鐘 いとくすしけれ
  アア美はしき シオンの鐘の音
  朝日にひびけば山桜 夕日にひびけば谷の百合

後年の日猶同祖論を予感させ……る?