謎の日大皇学研究所

「日大医学部人事ファイル流出」が各所でもりあがっておりますが、中でも驚いたのは「日大皇学研究所」という謎の研究機関だ。

> 自民党 *******の件
>
> 平成13年11月14日(水)
> 午後12時35分 **受け
> 日本大学皇学研究所****と連絡をとりたい旨 ***氏から電話がはいる。
> 確認してのちほど連絡すると答え,電話を切る。相手先電話番号は**−****−****
>
> 午後1時5分 **受け
> 自民党の***と名乗る者より,総長・理事長に面談したいという電話が入る。
> 用件は自分の子供に関する事しか言わず,日大二高に子供が在籍しているしか言わない。
> 面談予約の日程を連絡するよう**−****−****の番号を言って切る。
>
> 総務課長に依頼

註:引用のソースはhttp://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/news/1272203657/445 だから真偽のほどは推して知るべしです。

で、ほほうと思ったわけです。確か戦前の日大に似たような名前の団体があったような気がする……というので調べてみると、日大の公式サイトにものっていない。どうやら上記2ちゃん引用では伏せ字になっている「理事長」=竹田日恵なる人物の脳内研究所のようであります。が、なにせソースがほとんどないので調べようがありません。ホントにあったら面白いのに。


 実は昭和の御代に「皇学研究所」というこれまた正体のよくわからぬ団体があって、数冊の本を出している。その中の一冊『言霊開眼』小笠原孝次著というトンデモ本を所蔵していて、今回の件で思い出した。で「小笠原孝次」でググると、出てきたのが故・太田竜先生w こんな記事を龍将軍は書いていた。小笠原孝次先生の全体像


ところで、この竹田氏、ググるとかなり香ばしい人物であります。湘南工科大学の理事長のイスから糸山英太郎にひきずりおろされたなどとWikipediaには出てきますから、やっぱりアッチ系のうさんくさ紳士。しかも著作がトンデモで、主著が『「竹内文書」世界史の超革命―人類の正史が記された超弩級オーパーツ』『『竹内文書』が明かす「魏志倭人伝」の陰謀』 と来た日には……。

いずれにしてもこの業界は不思議人物ばかりで楽しいなっ