畜生米人撲滅を神明に誓へ:文字の聖戦【5】

『海と船』昭和20年2月号より採取。

かなりトーンが高いです。
「畜生米人撲滅を神明に誓へ」などといわれても困ってしまいますが、同時期の「主婦之友」における「アメリカ兵をぶち殺せ」スローガンの乱舞といい、どうやら官製一大キャンペーンの産物だと思われます。

年賀状チックなレイアウトに、ツメたりアケたりのタイポが効果的に使われています。
「す」と「ず」の活字体が微妙に違うのもご愛嬌、たぶん活字が足りなかったのでしょう。

*本家サイト 虚構の皇国 の模様替えに伴い、ここに掲載しました。