この数日読んだ本から

一戔五厘の旗

一戔五厘の旗

仕事上で心が折れそうになったら、花森安治のこの本に立ち返って気合いを入れてきたのだけれど……一言も大政翼賛会時代のことを書かないというのはいったいどうしたことか。


古本屋で500円で購入。たしか中公新書で、ダイジェストっぽくまとめたものがあったが、この本の序章にさまざまな研究傾向のまとめが載っていて興味深かった。ただ、ナチス体制下の不良少年少女の動向については、先の中公新書版のほうが面白く書いている。


小説日本婦道記 (新潮文庫)

小説日本婦道記 (新潮文庫)

前にどこかで書いたが、山本周五郎の『日本婦道記』を、『婦人倶楽部』初出の姿でコンプリートしたものをだれか編んでみてはいかがでしょう。初出にはもっと基地街じみたエピソードもあったように思うのだが……。


長英逃亡〈上〉 (新潮文庫)

長英逃亡〈上〉 (新潮文庫)

長英逃亡〈下〉 (新潮文庫)

長英逃亡〈下〉 (新潮文庫)

桜田門外ノ変〈上〉 (新潮文庫)

桜田門外ノ変〈上〉 (新潮文庫)

桜田門外ノ変〈下〉 (新潮文庫)

桜田門外ノ変〈下〉 (新潮文庫)

吉村昭は、ごく最近になってまとめて読むようになった。淡々とした筆致が好き。映画『桜田門外の変』にはまったく期待していないし、見に行く気もないのだがのだが、やっぱり幕末の水戸藩は面白い。