凍える帝国

こないだ所用で某日本最大手取次の書籍仕入窓口に行ったら、ショートカットにメガネのすごい美人な営業パースンが、この本を見本でもってきていた。

凍える帝国―― 八甲田山雪中行軍遭難事件の民俗誌
丸山泰明
A5判 予価3,400円+税
青弓社

1902年(明治35年)、青森県八甲田山の死の行軍(犠牲者199人)の衝撃は当時の社会に驚愕と悲嘆を巻き起こすと同時に、惨事への好奇のまなざしを生成し美談の題材になった。また、戦死者ではないために靖国神社には合祀されずに今日に至っている。この経緯を新聞報道などから追い、死者の慰霊や顕彰と近代国家形成の関係を問う。

たぶん来週はじめに配本になるのではないか。
買います。