紀元2600年祭の研究書

ちょっと前にtwitterで紹介した、Imperial Japan at its Zenith, Kenneth J, Rouff, Cornel Univ. Press, 2010 が届いた。急ぎ第1章のみ目を通したが、National History Boomのあたりから説き起こしていて、目配りの効いたなかなかの力作。図版も、なんというかマニアックなものを集めていて、初見のものが多かった。Introductionを読むと、キャロル・グラックに「紀元は2600年をやってみたら」と薦められたらしい。コシュマンとかテッサ-モリス・鈴木とかそうそうたるメンバーが推薦文を書いている。これはよい本では。