国際子ども図書館へ行ってきた

……と書いただけで、なんだか変質者になった気分。も、もちろん仕事で行ったんですよ。
子ども図書館とは名ばかり、カウンターのまわりには子どもがいねえ。そのかわり、昭和40年代の少年マンガをぶつぶつ独り言を言いながら見ている、どう見ても寝巻風スウェットのおじさんがいて、かなり引いた。
で、探していたのは、コレ。



『陸軍少年砲兵』陸軍野戦砲兵学校,陸軍重砲兵学校,千葉陸軍高射学校編、日本報道社、昭和19年


デジタルアーカイブ化されているのでネット上で内容を見ることができるのだが、どんな感じの造本か知りたくて、わざわざ出かけていきました。この本は「陸軍生徒志願新書」の一冊で、巻末広告のラインナップがスゴイ。



陸軍はこんなに少年が欲しかったのか……というとまたしても変質者になってしまうが、いろんな学校・兵科があったんだなあと感心した。で、探していたのは試験問題だったのだが、昭和20年度入校者から学科試験は廃止されたらしく、残念ながら見ることはできなかった。