ミサイル着弾放送

すっごい放送が、あらかじめ録音されていたんですね〜。
この放送が聞こえた時点で、すでに手遅れ感ありありですが。

「ミサイル着弾」と誤警報 原発立地の福井県美浜町

 30日午後4時40分ごろ、福井県美浜町で、災害やテロなどの緊急情報を伝える総務省消防庁の「全国瞬時警報システム(J−ALERT)」が誤作動し、防災行政無線で「当地域にミサイルが着弾する恐れがあります」との誤った放送が流れるトラブルがあった。

 気付いた職員が直ちに放送を止め、同無線などで訂正を流したが、住民から「本当か」「信じられない」などと役場に50件以上の問い合わせが殺到した。同町は町内に原発3基を抱えており、「(サミットを控え)テロに敏感な時期でもあり、あってはならないミス」とし、消防庁と連携して原因を調べている。

 美浜町によると、防災行政無線の関連機器の一部に先週、不具合が見つかり、町職員がこの日、点検のためパソコンの端末を共有する同システムを消防庁の指示で再起動したところ、町内にある58カ所のすべてのスピーカーから事前に録音されている音声が誤って流れたという。

 J−ALERTは、今年3月に岐阜県大野町でも同様の誤作動が起きている。
2008/06/30 21:52 【共同通信

で、この放送の仕組みもすごいです。

全国瞬時警報システム(2007年12月16日)災害などに備え、住民の避難を迅速、的確に行えるよう総務省消防庁が開発した情報提供のシステムで、今年2月から運用を開始した。気象庁内閣官房が収集した緊急情報を、人工衛星を通じて全国の自治体に送信する。市町村の端末が情報を受信すると、同報無線を自動起動してサイレンを鳴らし、内容を音声で知らせる。人手を介さず、緊急情報を瞬時に住民に伝えられるのが特徴で、消防庁は全自治体に受信するよう求めている。 by 47NEWS

終戦争の後も、鳴り響くような感じですな。



渚にて―人類最後の日 (創元SF文庫)

渚にて―人類最後の日 (創元SF文庫)