『東京のハーケンクロイツ』


最新号の週刊『読書人』で書影を見てびっくり。帯にはなつかしい日劇ダンシングチームの写真が使われていた。よくもまあ見つけましたねえという感じだが、惹句の「なぜ東京でヒトラーの追悼式が行なわれたのか」とはまったく関係ない写真なのでまぎらわしい。あれが追悼式だったら、かなり面白いのだが。


東京のハーケンクロイツ 東アジアに生きたドイツ人の軌跡

東京のハーケンクロイツ 東アジアに生きたドイツ人の軌跡

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で、これを買うかどうか迷っている。『読書人』の芝健介氏による書評だと、グライヒシャルトゥングが「「均質な流れに変える」統制」って訳語になっているそうで、これはカンベンしてほしい。やっぱり山口定的に「強制的同質化」でなければコーフンしないじゃないですかぁー(語尾上がる)。